第8回 不動産投資のリスク(2) 地震/災害リスク対策
こんにちは!不動産投資コンシェルジュの渡辺です。
東京では梅雨入りし、じめじめとした天気が続いています。
曇ってばかりなので、カラッとした夏の日差しが恋しいですね。
昨年から、お客様から多く問い合わせがあるのは、
不動産投資物件における、地震や災害のリスクです。
昨年の東日本大震災については、あまりにも被害が大きく、
私がここで軽々しく取り上げることはできませんが、
東北出身として、今でも震災のことを思うと胸が潰れる思いがします。
ただ、世界の地震の4分の1近くが発生する日本で暮す以上、
不動産投資においても、これらのリスクとは付き合っていかなければなりません。
私たちが不動産投資物件をお勧めする際には、
この地震/災害リスクについても、お客様と相談しながら進めていきます。
1.そもそもリスクに近づかない。
前回の空き室リスクの際も説明しましたが、
私たちが考える基本的なリスクコントロールの第一は、「リスクに近づかない」ことです。
1)物件の場所について
私たちも次にどこで大きな地震があるかはわかりませんが、
お勧めする際に、どんな地盤の土地に立っているのか、
その土地にどんな災害リスクが考えられるのか、
お客様にご納得いただけるよう、できる限りの説明をさせていただきます。
2)古い建物は勧めない
私たちは基本的には1981年の新耐震基準をクリアしている物件のみを
お勧めいたします。阪神大震災の時も、東日本大震災のときも、
新耐震基準のマンションは、地震そのもののでは倒壊していません。
ですから、どんなに利回りがいい物件でも、
古い物件はお客様にはお勧めいたしません。
2.地震保険について
リスクコントロールで大事なのはリスクに近づかないことですが、
それが避けられない場合は、「リスクは必ず発生する」と考えておくことです。
私たちは、必ず地震はあるものと考え、地震保険をお勧めしております。
火災保険/地震保険の商品も数多くございますので、
お客様に一番適したものをお勧めいたします。
もっとも、地震に対する心構えは、不動産投資だけではなく、
私たちの普段の生活の中でも必要ですね。
私たちは、「不動産投資について興味はあるけれども、あまりよくわからない」
「始めてみたいけど、どうすればいいの?」などの疑問質問に丁寧にお答えし、
お客様にとって一番良いと思われる投資物件をご案内し、投資家への第一歩をサポートいたします。
不動産投資に関して、いつでも気軽にご相談下さい。